不完全な青春終えて、不完全な夢を見て、不完全な挫折の末に、不完全な大人になった

俺を人生を振り返ってみると、からっぽだ。部活も中学は美術だったが、特に友達もできずに熱心に取り組むような部活ではなかったので、週に一回程度しか行かなかったし。その後、高校や大学では部活やサークルにも入らず、特に人とも大して交流もせず過ごしてきた。入ればよかったじゃんと言われそうだが、当時の自分はそんなモチベも動機もなかったのだ。

高校時代

高校は卓球部に入ろうと考えていたが、持病の不整脈が悪化するとだめということで反対され(高校2年で完治)、他に入りたいところもなかったので入らなかった。スマホも高校2年まで持っていなかったので、高1の時は暇で暇でしょうがなかった記憶がある。3DSでゲームをするか、ひたすらぼーっと想像を膨らませるか、または何もしないか。そんなどうでもいいことばっかりして貴重な高校生活を過ごしていた。今思えばバイトをすればよかったのだが、高校ではバイトは禁止とされていたので当時の自分は叱られるのが怖くてバイトはしなかった(そんな校則守っている学生などほとんどいないということをネットをするようになってしばらくして知った)。高2になってからはひたすらスマホをいじっていた。オナニーという言葉もそこではじめて知った。

大学時代

大学では何かサークルに入ろうと考えていたのだが、大学に入ってすぐの合宿で同じルームメイトだった人たちに無視され、心が傷つき、人と関わることが怖くなってしまった自分は、結局サークルにも入らなかった。というか入れなかった。そして、大学2年で1年だけバイトして、大学には講義を受けるためだけに行って、それ以外の時間はスマホYoutubeみて、ゲームして、ツイッターして。当たり前だが、恋愛も全くせず。そんなこんなで今まで生きてきた。

 

こうやって人生羅列すると、自分は圧倒的に普通の人より人生経験が足りないなと感じる。そして、最もダメなのは自分はそれでもいいやと思っていることだ。就職活動でも、その人生経験の無さがバレバレだから落とされているのに、自分は所詮そんなもんだろと思っている。俺の人生その程度だと。変わりたい、変わらなきゃだめだ!と心のどこかでは思っているのだが、その決意をするためのイベントや機会がないため、今のままズルズルズルズルここまで来てしまった。普通の人間にそんなイベント来るはずないんだから、自分から動いていかないとダメなのにね。まあ、そんなわけで不完全な大人になってしまったわけだ。それでも、不完全な大人だとしても、完璧な人生じゃないとしても、完璧な人生だったと言える日々を過ごしたいな。

 

 

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